
大迫力の自動車競技をアニメのまちで体感しよう!
「ラリージャパン2025 体感フェスin池袋」
2025.10.07
公道を使ってタイムを競う、迫力のある自動車競技・ラリー。2025年7月17日~20日の4日間、ラリーを知り・触れ・楽しむためのイベント「ラリージャパン2025 体感フェスin池袋」が開催されました。
このイベントは、ラリージャパン2025実行委員会が主催し、中池袋公園を管理する一般社団法人Hareza池袋エリアマネジメントや豊島区が共催する、官民連携のイベントです。会期中は、チームとしま企業協力のもと、池袋周辺の大型ビジョンにも動画が放映され、イベントを盛り上げました。
会場の中池袋公園には実際のラリーで使われる車(ラリーカー)がたくさん!街中に色とりどりのパワフルな車体がずらりと並ぶ姿は壮観でした。
土曜日の朝に開かれたのは、ラリーについて学べる豊島区内小学生向けの特別授業。講師をつとめるのは、ラリードライバーの新井敏弘選手と、コ・ドライバーの槻島もも選手です。
「ラリーって何?」「どのくらいのスピードで走るの?」など、クイズ形式で参加者に問いかけながら進行します。実際にラリーでタッグを組む講師のお二人の息のあった掛け合いに、授業は大盛り上がり。参加した子どもたちからは、「ラリーについてたくさん学べた」「安全運転の大切さがわかった」といった声が聞けました。
特別授業の後は、なんと新井敏弘選手が全日本ラリー選手権で使用するラリーカーへ、乗車体験することに。大人も子どもも、普段乗る機会のないラリーカーに興味津々です。子どもたちはヘッドセットをつけ、本物のドライバーのように憧れの運転席に座ってとびきりの笑顔を見せていました。
また本イベントでは、公道レースを題材にしたアニメ作品で声優を務めた三木眞一郎さんや芹澤優さんのトークショーなど、アニメのまち・池袋らしいステージも開催され、多くのファンの方々が集まりました。
オープニングセレモニーでは、高際みゆき豊島区長、Hareza池袋エリアマネジメント代表理事安井崇さんから「ラリーファンの皆様にはアニメのまちを、アニメファンの皆様にはラリーの魅力を、存分に楽しんでいってほしい」という共通の想いも語られました。
ラリージャパン2025実行委員会 事務局の伊奈卓真さんは、今回のイベント開催について次のように話しました。
「ラリーファンのメイン層は40~50代の男性。今回のフェスでは今まで接点のなかった方にもラリーの魅力に触れていただきたいと考え、20代女性の方々やアニメファンの方々を主なターゲットとしてアニメの聖地・池袋で開催しました。この街らしいイベントになったのではないかと思います。」
今年の11月6日から11月9日にかけては、愛知県と岐阜県にてFIA世界ラリー選手権の日本ラウンド「フォーラムエイト・ラリージャパン2025」が開催。持続可能な燃料を使用している地球にやさしい大会です。ご興味のある方は、ぜひ観戦してみてはいかがでしょうか。
池袋のまちの特色やチームとしま企業との連携を活かして、ラリーファンも、今までラリーを知らなかった人も楽しめるイベントとなった今回の「ラリージャパン2025 体感フェスin池袋」。チームとしまでは、今後もとしまを舞台にワクワクする取り組みを展開していきますので、ぜひご期待ください。
豊島区 シティプロモーション課
一般社団法人Hareza池袋エリアマネジメント