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プロリーグで活躍する選手が指導!「IKEBUKURO DROPS」による3人制バスケットボール教室を開催

2025.01.14

12月21日、豊島区池袋を拠点とする3人制バスケットボール(3x3)のプロチーム「IKEBUKURO DROPS」が、区内の子どもたちのためのバスケットボール教室を開催しました。このイベントは令和5年度の豊島区民による事業提案制度から事業化された「未利用地の有効活用事業」とコラボレーションしたもので、会場は区が所有する未利用地である旧朝日中学校体育館。IKEBUKURO DROPSから6名のプロ選手が参加し、子どもたちと密接に関わりながら、3x3の面白さを伝え、技術をレクチャーしました。

教室には区内のミニバスチームに所属する小学生などが参加し、女子の部・男子の部の2部構成で各2時間にわたって開催されました。ウォーミングアップの後、2つのグループに分かれて、3x3における攻撃の練習とボールのハンドリング技術の練習を行いました。攻撃の練習では、3x3の特徴である「攻守の切り替えの速さ」を鍛えるメニューに挑戦。ハンドリングの練習では、指先でのボールコントロールの方法や、ドリブルの姿勢などについて指導がありました。

後半は試合形式の練習が行われました。子どもたちは、選手に見守られながら一段と集中力を高めてプレー。素早いパスや華麗なシュートも飛び出し、「ナイス!」という称賛の声や拍手が体育館中に響き渡りました。なんと最後には、選手と子どもたちで対戦する特別な試合も実現。選手らの高いディフェンスや巧みなフェイント、ロングシュートに会場の熱気は最高潮に。子どもたちは懸命に食らいつき、チャンスを得ては果敢に攻めていました。

子どもたちの指導にあたったIKEBUKURO DROPSの中村友也選手兼ヘッドコーチは、次のように語ります。
「今日一番嬉しかったのは、子どもたちがみんな3x3の基本的なルールを知っていて、説明が要らなかったことです。3x3の輪が広がっているのを感じました。3x3は、コートでボールを持った人が主役になるスポーツ。コート外に監督はいても、そのアドバイスにコート内の選手が頷いたりしてしまうと反則をとられます。コートの中の選手が自分たちで考えて、ボールを持って12秒という短い時間で攻めていく。私たちがホームゲームで活躍したり、こうしたイベントへ積極的に参加したりすることを通じて、この3x3の面白さを発信していけたらと考えています。」

また、チーム運営の担当者からは「チームとしまをきっかけに、豊島区や区内企業との連携が強まっていると感じています。これから、子どもを対象としたスポーツ教室はもちろん、それ以外の形でもまちを一緒に盛り上げる活動を続け、さらに多くの区民の方にチームを応援していただけるとうれしいと考えています。」と今後の連携への期待の声がありました。

2024年12月に、IKEBUKURO DROPSを含む3つのスポーツチームと「豊島区ホームタウン連携協定」を締結した豊島区。今後も、子どもたちがプロスポーツと触れ合う機会の創出や、スポーツでまちを盛り上げる施策を展開していきます。
そして、2025年2月1日には、豊島区立雑司が谷体育館にて、IKEBUKURO DROPS初のホームゲームを開催予定です。今回のイベントに参加した子どもたちにも試合に足を運んでもらい、教わった技術を思い出したり、交流した選手らの名前を呼んだりしながら応援を楽しんでもらえるように区とチームと連携していきます。

豊島区とホームチームが相乗効果で盛り上がっていくことを目標に、今後もさまざまな取り組みを進めていきます。

IKEBUKURO DROPS

豊島区 シティプロモーション課