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日本中のアニメ・まんがの聖地が中池袋公園に結集!「アニメ&まんが聖地EXPO」

2024.12.09

アニメ・まんがカルチャーにおける「聖地巡礼」。好きな作品の舞台となる地域や場所、あるいは作家ゆかりの地などを訪れることを指し、作品を奥深くまで楽しむ方法のひとつです。豊島区は、一般社団法人アニメツーリズム協会の認定する「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の認定数が多く、「マンガ・アニメのまち」としてのイメージ浸透や、観光客を含めた来街者増加を狙った施策を行っております。
こうした「アニメツーリズム」をさらに盛り上げるべく開催されたのが、聖地を擁する全国の地方自治体が結集した大規模イベント「アニメ&まんが聖地EXPO」。開催地に豊島区が選出され、中池袋公園をメイン会場として2024年11月9日から10日にかけて実施されました。

中池袋公園では、アニメツーリズムに力を入れる地方自治体がブースを出展し、各地域にゆかりのあるアニメ・まんが関連グッズの販売や展示を行いました。水木しげる記念館のある鳥取県、石森萬画館のある宮城県石巻市、『進撃の巨人』の作者諫山創氏の故郷である大分県日田市・・・など、全国各地からアニメ・まんが聖地を擁する地方自治体が集結した会場はまさに圧巻の光景。本来は聖地でしか手に入らない限定グッズが特別に販売されたり、アニメ・まんがグッズ以外の特産品も購入できたりと、豪華なブースが並び、多くの来場者で賑わいました。

また、中池袋公園の向かいに位置するとしま区民センター内では、「アニメ・まんが×伝統工芸」をテーマにしたワークショップが開かれました。「つまみ細工×デュラララ!!折原臨也 薔薇のブローチ作り」のワークショップでは、東京都指定の伝統工芸「つまみ細工」の技法で、豊島区が聖地※として認定されているアニメ『デュラララ!!』のキャラクターにちなんだ薔薇のブローチ作りに挑戦。参加者たちは先生の指導を真剣に聞き、ピンセットを使って器用に薔薇の形を仕上げていました。 ※「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」を指します

本イベントは、一般社団法人アニメツーリズム協会、株式会社アニメイト、豊島区、の連携により実現。株式会社アニメイトによる毎年恒例の大型イベント「アニメイトガールズフェスティバル(AGF)」と同日開催し、中池袋公園にはAGFのスペシャルステージが出現するなど、池袋を訪れたアニメファンの方々によって盛り上がりを見せました。

一般社団法人アニメツーリズム協会の担当者は次のように語ります。「日本各地のアニメ・まんが関連ミュージアムが集うEXPOを豊島区で開催した最大の理由は、多くの著名なマンガ家たちの原点となるトキワ荘の存在にあります。藤子不二雄Ⓐ先生の富山県氷見市や、手塚治虫先生の兵庫県宝塚市などが集まる場所として考えたときに、やはり先生方が共に切磋琢磨された『梁山泊』ともいえる豊島区で開催するのがふさわしいと判断したわけです。」

「アニメ・まんがの聖地」という共通点で、日本全国の自治体がつながったアニメ&まんが聖地EXPO。ブースを出展された各自治体のPRはもちろん、豊島区としてもマンガ・アニメ文化と密接するまちのイメージを発信する機会になりました。EXPO当日、事務局ブースでは“豊島区=マンガ・アニメのまち”というイメージを確立・浸透させるための新プロジェクト「マンガ・アニメ・トシマ」のロゴマークもお披露目。豊島区では、今後もマンガ・アニメ文化を楽しめる企画の実施やPR活動を展開していきます。

一般社団法人アニメツーリズム協会

株式会社アニメイト

豊島区 文化観光課マンガ・アニメグループ・シティプロモーション課

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